DXはじめの一歩 -「デジタル化」でできること-
実用的な業務効率化のために
DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉、最近よく耳にしますよね。
簡単に言うと、デジタルの力で会社をもっと便利に、もっと強くしていくことです。
大事なのは、デジタルを使って“仕事のやり方“や”お客様との関わり方“そのものを変えること。
たとえば、顧客リストを紙で管理していたのをクラウドに移すだけではなく、そのデータを分析して新しいサービスを考える――こういった一歩先の工夫がDXです。
DXの定義や事例についてはこちら(総務省)
DXを始める前はイメージが掴みにくいかもしれませんが、DXするとどんなメリットがあるのでしょうか。
メリット
- 仕事が早くなる:自動化で事務作業の時間を大幅短縮。二度手間三度手間を無くします。
- ミスが減る:転記ミスなど、人力では起こしやすいミスを減らします。
- コストが減る:紙や郵送費、出張の回数を減らせます。
- データを活かせる:お客様の傾向をつかみ、新しい提案ができます。
- 競争に強くなる:他社より早く対応できる体制を作れます。

DXは「やればすぐ結果が出る魔法」ではありません。
失敗しがちなパターンは次の3つです。
- 目的がないまま始める
「とりあえず新しいシステムを入れる」では効果が見えません。まずは「何を改善したいのか」を決めましょう。 - 現場を置き去りにする
実際に使うスタッフが納得していないと、せっかくの仕組みも使われません。 - 短期間で結果を求めすぎる
DXは長期的な投資。半年ではなく3〜5年のスパンで考えることが大事です。
このほかの注意点として、以下のものがあります。
- 初期費用がかかる:システムやツールの導入にはお金が必要です。
- 使いこなすまで時間がかかる:導入しても、慣れなければ意味がありません。
- セキュリティ管理が必要:情報漏えいを防ぐルール作りが大切です。
セキュリティ対策はこちら(情報処理推進機構)
いきなり高額なシステムを入れる必要はありません。
まずは「今の仕事の流れを見える化」するところからです。
- 業務の棚卸し
どの作業に時間がかかっているかを洗い出す。 - デジタル化しやすい仕事を探す
請求書作成、勤怠管理、顧客情報管理などはすぐに効果が出やすい分野です。 - 小さく試す
一部の部署や業務だけで試験的に始めて、成功事例を作る。 - 専門家に相談する
経験のあるパートナーと進めれば、ムダな失敗を減らせます。
DXは「やるかやらないか」ではなく、これからの中小企業にとって生き残るための必須戦略です。
ポイントは、「目的をはっきりさせる」「小さく始める」「続けて改善する」こと。
当社では、初めてDXに挑戦する企業様の相談から、システム導入、運用サポートまでワンストップでお手伝いしています。
弊社の提供サービス
「何から始めればいいかわからない」という方こそ、お気軽にご相談ください。